2011年5月31日火曜日

出会い

2009年10月以降、オランダでの定住場所がなくなり、私は来るたびにB&B (Bed&Breakfast)で気に入った場所を見つけては2週間とか3週間、あるいは一ヶ月という長期滞在を繰り返してきました。都合4箇所。そのうち、2箇所はリピーターになっています。リピーターになるかならないか、その境い目は地理的、金額的な条件も大いにありますが、オーナーとの心の距離が決めてかも知れません。オーナーとゲストという距離感を感じさせない人、どこか波長が合っているような気分にさせてくれる人とでも言えるでしょうか。

今、私がお世話になっているB&Bのオーナー、デジレー。広大な敷地に大きな邸宅を構えるワーキングウーマンで、インターナショナル企業に勤めていたご主人の転勤でアメリカやドイツに家族で住んでいたことがあるこの女性も、会った瞬間に何でも話せる気分になれる、なんだか楽しい気分になれる人なのです。


2011年5月29日日曜日

不思議な飛行

これは、先日パリからアムステルダムまで飛んだ際に窓から眺めた空です。
何の変哲もないただの雲の写真のようですが、画面全体にもくもくと広がる雲の一団のさらに下にも同じように雲の一団が見えました。地上はその雲の下にくっきりと見えていました。この写真ではちょっと判別できないけれど。

飛行機は雲の全くない澄んだ空を飛んでいます。でも上空の雲がブランケットのように覆いかぶさっています。遠くに見える青空が私の乗った飛行機が飛んでいる空間なのです。

The Nature of Success Movie | The Nature of Success

なにか、とてもinspiringだったのでおすそ分け。
The Nature of Success Movie | The Nature of Success

2011年5月28日土曜日

オランダの雲

26日、パリ経由アムステルダムへ飛びました。
日本航空のアムステルダム線が廃止になったのは昨年10月、直行便はKLMだけになったけれど、経由便でもよいからJALにしているのは、JALの方が静かだから。

JALが経営悪化でたたかれた理由の一つに、機体の刷新が進まずいつまでも燃費の悪いジャンボ機を使っているから、というのも読みましたが、私にしてみればJALはかなり前から新型のボーイング777だったのに対してKLMは今でもジャンボ、昔はそのジャンボ機の二階席が気に入っていましたが、最近は騒音が大きくて、静かな777に慣れてしまった耳には耐えられません。

というわけで、今回も敢えてJAL。でもこれは長旅です。しかも今までとちがって、昨年以降仕事場がオランダ南部中心になったため、スキポールについてからさらにタクシーで10分ほどのところへ車を取りに行き、そこから約2時間のドライブ、結局昨日はがんばれなくてホテル一泊して今朝早く事務所まで走りました。

早朝のオランダの空、そして緑のシャワー、心が洗われます。
雲のたなびく具合がまたほほえましく、こんな空日本では見たことない、とまた感激しています。

2011年5月21日土曜日

新緑から深緑へ

散歩コースになっているこの道、季節の移り変わりを確実に感じます。

来週からオランダへ行くというのに、支度がなかなかできません。
今、ディーラー会議のための招待文を考案中です。
たったA4一枚程度の内容ですが、ああでもない、こうでもない、と何度も何度も手直ししています。
よく、キリがないから適当なところでやめてはどうか、と言われます。
本当に、キリがありません。

だれでも、キリがないから適当なところで終わりにするのです。その適当なところが人それぞれで違っているだけなのだと思います。

2011年5月18日水曜日

この静けさが・・・

この2ヶ月あまり、毎日NHKテレビを見ない日はありません。今までテレビなどなくても気にならなかったのに、かえってテレビがついているとわずらわしかったのに、今は震災の情報を得るために、福島の原発事故の収拾がどのように進んでいるのか知りたくてスイッチをオンにする毎日。

自宅で仕事をするようになって一年ちょっと。オランダに行っている期間を除くとこのSOHO的ワーキングスタイルにやっとなじんだところです。15階の窓から多摩川の川岸とその向こうに聳え立つNEC本社ビルとそれを取り巻く低層の家並みがフィレンツェのドームから眺めた町並みだとか、ベルサイユの眺めをなぜか連想させます。

静かです。キーをたたく音以外、これと言って物音がしないこの静けさ、テレビ画面に映る外の世界とはなんと隔たりがあるのでしょう。

来週はまたオランダです。