2011年12月4日日曜日

青テント

2週間の予定で一時帰国、明日帰るはずだったのですが、急遽変更して、またしばらく日本にとどまることになりました。すぐ戻るのだから、とスーツケースに詰める予定品を並べておいたけれど元に戻しました。約3ヶ月の間の雨風で汚れに汚れた窓ガラス、どうせまた留守の間に汚れるのだからときれいにするつもりなかったけれど、やっぱり窓拭きしなくてはと思っているところです。

その窓から多摩川を見下ろすと、川べりに並んだ青テント。ウソでしょう!?
急に数が増えたみたい。

2009年に日本に戻ってきた時は、窓から見える範囲に青色は一個もありませんでした。多摩川ベリを少し歩いて初めて数件の青テント住居に出会う程度でした。それも東京都側だけだったのに、その後、窓から見おろせる神奈川側に少しずつ青色が目立ち始め、今は10数軒並んでいます。

どんな人たちが住んでいるのだろうか。
ご近所付き合いなんていうのもあるんだろうか。

これから寒くなってくると大変だろうな。

オランダには運河に浮かんだボートを住居にしている人が大勢います。
きれいなカーテンがかかった窓の向こうにはキッチンの様子やゆったりしたリビングルームも見えます。庭まで作っている人もいます。

ボートには住居表示もあり、ちゃんと住民登録されているみたいです。

状況が全く異なるから比較なんてすべきではないのかもしれませんが、青いテントに住む人がこれからも増え続けるのだったら、何か、もう少し人間らしい住処を提供してあげられないものだろうか、と考える今日この頃です。