2013年1月13日日曜日

エスカレーターの乗り方のこと、優先席のこと

2013年も既に2週間が経とうとしています。
去年も一昨年もそろそろオランダへ向かう時期、気持ちはそそくさと落ち着かなかったことを思い出します。今年はその予定もなく、日本の正月を十分味わい、日本の3連休をのんびりと過ごしています。氏神様へ初詣、家族との時間をいつもよりたっぷり取り、普段会えない知人、友人と会食したり、映画三昧の週末を過ごしたり。



その映画鑑賞の帰り道、駅の上りエスカレーター2台が順番を待つ人たちで長い行列ができていました。よく見ると全員が左側に立つべく一列に並んでいます。右側が2台とも誰もならばないので、結局二人が横に並んで立てる幅を一人が占有している格好です。ルールがこれだけ徹底できることに驚くばかり。

左側は立ったまま乗る人、右側は駆け上がる人が乗るスペース(大阪ではこれが反対で、オランダと同じ)という風に分けるのはよいと思いますが、通勤時間で込み合っているから分けましょうというならともかく、急いで駆け上がりたい人がいたら、「すみません。」と声をかけて譲ればよいだけのこと。だいいち、左側だけに重さが加わったまま四六時中運転することで構造の歪みがでるのではないかと心配になります。

逆にルールをこれだけ守らない場所も他にはないのではないかと思うのは通勤電車の優先席での携帯電話・スマートフォン。「優先席付近では携帯電話の電源を切って下さい」という「お願い」の理由が正当かどうかは全く別にして、エスカレーターの乗り方よりもはっきりと注意書きあるいはアナウンスが流れているにもかかわらず、こうまで無視している人が多いのは不思議でなりません。エスカレーターはだれもルール破りをしないから、優先席での携帯電話はみんながルール破りをしているから、というのがその根拠なのでしょうか。