2013年5月27日月曜日

食べ残しのこと - 続き

(だいぶ間が空いてしまいました。最近目の前の情報に流されて、何か一つのことをじっくり考えられなくなってきたようで、こまったものです。。。。)

前回ドギーバッグ普及委員会という団体があると書きました。
そこで、このサイトへ行ってみました。

そして、私はまたまた考えました。

この活動自体は、持ち帰りたいのにできないでいる人たちの背中を押すことで無駄をなくして行こうという素晴らしい活動だとおもいます。でも、こういう活動がなければこのまま食べ残しを捨て続けるしかないのでしょうか。

食品の賞味期限・消費期限というものを考えてみました。

コンビニなどの鮮度重視のお店は、賞味期限(あるいは消費期限)を厳守、それを過ぎたら迷わず廃棄だそうですね。

元々、この消費期限とか賞味期限の定義そのものが現実的ではないように私は思います。食品衛生法やJAS法で定められた定義は、複雑で分かりにくいです。賞味期限とは その食品を開封せず正しく保存した場合に味と品質が充分に保てると製造業者が認める期間(期限) 」だそうですが、開封せずに正しく保存、という状態と現実に消費者が購入した後の状態とは決して同じではないはず。味と品質が充分に保てると製造業者が認める期間(期限)というのも曖昧です。


たった一行、賞味期限(消費期限)という文字の為に数えきれないほどの無駄が出る。企業側は規則を守っている。守る為には無駄は致し方ない、ということなのでしょうけれど、元々、上記のような曖昧な基準を遵守することにどれだけの意味があるのだろうか、その為に廃棄される食品。食べ残しで捨てられる食品同様、もったいない話だと思います。