2015年7月26日日曜日

平和について語ろう

暑い暑い夏、2015年の夏はとりわけ多くの心ある人々にとって後にも先にもここ一番の暑さになるだろう。

7月16日、問題の安全保障関連法案が衆議院で可決された。
戦後70年。今この日本で起きている諸々の出来事はこの70年の日本人の歩みの結果なのだと考えると、これまでいったい私たちは民主主義とか、平和とか、国のあり方とかどれほど真剣に考えてきたのだろうか。民主主義は当たり前のこととしてそこにあるわけではなく、人々の不断の話し合いや努力があってこそ、その考え方が血となり肉となって堅固なものになっていく。平和だってそうだ。平和への絶え間ない希求。それが絵に描いた餅に終わらないための日々の実践があってこそ真の平和に一歩ずつ近づける。

それを考えると、これまでの70年間、私たちはあまりにも安穏と、与えられたものを「ありがたく」拝してきたのではないだろうか。その結果が今日の状況なのではないだろうか。

今日2015年7月26日、戦争法案反対オール大田の蒲田駅駅頭宣伝で「アベ政権を許さない」プラカードを持って道行く人にチラシを配った。チラシは安保法制反対の国会大包囲を呼びかける内容だった。受け取ってくれる人は少ない。10人のうちせいぜい一人か二人。

世論調査で内閣不支持率が5割を超えたと言われている割には私たちの活動に関心を持ってくれる人が少ないなあという感想を持つ。隣で戦争反対のプラカードを持って立ち続ける「9条の会」の弁護士さんと言葉を交わした。少しずつ人々の関心は高くなっていると話していた。何事も一朝一夕には成し得ないことを考えれば、少しずつでも前進し続けることが大切だと思う。とはいえ、現状を思うとそれでは間に合わないのではないかと背筋が寒くなる。

国会包囲行動では、毎日のように老若男女何万という数の人々が集まり、日本全国津々浦々で人々が起ち上がっている。 今こそ、人々が繋がって、この動きを大きな大きな流れにして行くべき時なのだと思う。

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