2022年10月6日木曜日

病院通いの2022年

 2022年の年が明ける1週間ほど前、私は突然のめまいと吐き気に襲われ、大したことないとあまり真剣に考えずに予定通り友人宅に行き、そこで嘔吐の連続。救急車で近くの病院まで運ばれるという、初めての緊急入院を経験した。

これが病院とのお付き合いの年2022年の始まりだった。

オランダから帰国後の10年超の間にほぼ風邪による通院で処方してもらう薬くらいしか記録されていない私のお薬手帳。そこに突発性難聴の診断とともに何種類もの治療薬が追加された。耳鳴り、ふらつき、そして聴覚過敏の症状は辛いけれど、治療は続けないことに決めた。私自身がほぼ諦めていたこともあるが、大学病院の担当医も治療法がないので、ストレスを減らし、気持ちの持ち方をコントロールして暮らすようにと。

そうこうするうちに、今度は夫が大学病院に緊急入院、心臓に近い冠動脈に二箇所詰まりが見つかりその場でカテーテル治療。あれよあれよという間に手慣れた医師たちや医療スタッフのおかげでオペ完了。しばらく続ける必要のある薬が何種類もあって、私はお薬係みたいに。

6月に入り、世の中は天下分け目(となるはずだった)参議院選挙に向けて騒々しくなり、私たちも今の日本が変わって欲しい一念で国会に送り込みたい候補を応援。この自粛自粛の社会で、選挙の為とはいえ、ボランティアセンターまで混んだ電車に乗り、大勢の人が集まる場所への出入り。あと3日で投票日という日の朝、何か調子が変だなと熱を測ったら微熱とはいえ、発熱した。やばい!

体温は徐々に上昇、喉も痛くなってきた。咳も。体の節々が痛い。

かかりつけ医でのPCR抗体検査で見事陽性判定。夫も私より症状は軽かったがやはり陽性。

それから10日間の自宅療養生活が始まった。

初めの五日間ほどはただ寝ているしかできない。水分補給だけしっかり気をつけて、あとは食べられるものを食べる。喉が猛烈に痛い。

普段から健康に気をつけて、手洗いうがいも欠かさなかったのだから、コロナウイルスにも立ち向かえる、ってなんとなく考えていたのにあっさりとやられてしまった。

夫婦揃って自宅療養だから、食料品は東京都の配給で助かった。新鮮野菜その他必要なものはアマゾンで凌ぐ。便利な時代になったとこの時ばかりは今の時代に感謝だった。


2022年の前半に引き続き、後半もどうやら医者通いになりそう。この続きはいずれまた。

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