2012年4月3日火曜日

7時間先の日本に思いを馳せて

「こんな呑気な、遠くの空をぼーっと眺めてるようなことばかり考えていてよいのだろうか。」 このところ目にする日本関連のツイッターやニュース記事からは何やら逼迫した空気を感じます。世界の目を釘付けにしたあの日から一年余り経て、その間絶望の縁にありながら、日本復興を願って活動して来た人々の焦る気持ちが、今ほどひしひしと伝わってくることはありません。

オランダの、しかも辺鄙な場所で暮らしていると、日本の政治の混乱や原発を巡る是非など誰も真剣に語る人はいません。どこにでもある論争の内の一つでしかないのだと思います。自分たちに直に影響が生じない限りは大抵はそれで済んでしまう。古代、中世、そして近代になるにつれて人間は進歩していると漠然と信じていましたが、昔からこうやって利権争いやメンツ争いをしてきた、そして今は以前より加速して同じことをやっているのかもしれません。

そうは言っても、こののどかな田園風景の中で思うことは、日本よ、道を誤らないで!これまでのことは済んでしまったことだから仕方がないけれど、今こそ心を研ぎすまして真剣に日本の進むべき道、国民が望む道を選んでほしいと強く願います。








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