2012年12月16日日曜日

アムステルダム

アムステルダムのAmerican Book CenterにEspresso Book Machineという製本機があるというので、はるばる1時間半かけて行ってきました。表紙用の厚手の紙にEpsonのインクジェットプリンターから出力、中身はKyoceraのプリンターで両面印刷、今回は200ページ程度、それらが束ねられ、糊付され、三面を断裁、ハイ出来上がり。所要時間約10分。マイブックが目の前で出来上がる、というのも嬉しいし、out of print(廃版)になった本も手にすることができる。(ISBN番号とか本の題名、著者が分れば検索可能)

私には夢のような話です。
今まで「本」の印刷は手の届かない場所で、私が欲しいか欲しくないかに無関係に行われていたのに、これからは目の前で、欲しい本が10分待つだけで手に入るのですから。

このEspresso Book Machine はアメリカに43台、ヨーロッパではここアムステルダムとハーグに一台ずつ、まだそれほど活発に利用されている様子はありませんでしたが、期待で来ますね。

また、仕事柄、会社の誇る全自動ラミネータがこういった製本の過程で使われる機会を探しだすヒントになればと言う気持ちもありました。このシステム、日本でも三省堂が導入したそうです。(2012年6月)

http://www.books-sanseido.co.jp/event/promo_20100802.html


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